気候変化が多い秋に、夏の疲れを引きずったまま突入してしまうと、身体が不調を訴える「秋バテ」を引き起こしてしまいます。
「秋バテ」の症状で一番多いのは、
「身体がだるい、重い」で、次いで「
疲れやすい」と続きます。
秋バテ対策の基本は、〈疲れをいやし、身体をいたわる〉ことです。
疲労を回復させ、胃腸を整える「旬」にこだわった食養生を心がけたいものです。
旬の食材は、栄養が豊富で、ビタミンやミネラルの含有量が他の時季の1.5~2倍も多いものもあり、季節のトラブルに対応した嬉しい働きをしてくれます。
山いも、さつまいも、しいたけは、疲労回復におススメです。
かぶ、にんじんは、消化を助ける働きもあり、胃腸のサポートに適しています。
料理は、冷たいものは控えて、身体を温めるもので血のめぐりをよくしましょう。
その他、お風呂にゆっくり入ってリラックスしたり、常温~温かい飲み物で水分補給をしたり、ウォーキングやストレッチなどの適度な運動をするなど、生活習慣の工夫をして、「秋バテ」しない身体づくりを心がけましょう。