点と点と線

今朝の通勤途中、

ラジオのニュースで、コメンテーターが次のようなことを言っていました。

 

年末から年始にかけて、

ゴーン元会長の国外脱出、アメリカによるイラン司令官の殺害、

「津久井やまゆり園」の初公判で被告が暴れて退廷したこと、等、

こんなに事件が続いた年は記憶にない。

一体今年はどんな年になるのやら・・・思いやられます。

 

この最後の言葉を聞いて、

「う・・・・ん!?」と思いました。

 

私が尊敬するある先生がおっしゃっていたのですが、

「人間は、過去の出来事(点)を、将来起こってもいない出来事(点)に、線で繋げたがる。」

例えていうと、

今お財布に100円しかない、とすると、

この先もずっとこのままのお金が無い状態でいるんだろうと、思う。

或いは、

今、とても不運な状態にあると、

この先もずっと自分には不運な事が起きるに違いない、と思う。

 

私は、このことを知ってから、

出来事(点)と出来事(点)を繋いで考えることを止めました。

この世は「今」の連続だと思っています。

 

例え今が厳しい状態であっても、

思い(心)まで厳しいものにしたくないと思います。

 

 

~けいこ