馳星周さん著書『少年と犬』。
第163回直木賞受賞作です。
今読んでいる方、あるいは、今後読もうと思っている方もいらっしゃると思うので、
ネタバレになるようなことは書きませんが(^_-)-☆
昨日の夜、読み上げました。
最後のほうは、ティッシュ片手に、涙と鼻水を拭きながら、文字を追いました。
主人公の犬「多聞」が、旅する途中にかかわる様々な人間や、その人間との関係性を描いた連作短編集です。
そして、私がどうしてこんなにも感動したのかというと。。。。
「生き方」や、「死」というものについても、より考えさせられる内容で、
加えて、読み終わりがとても清々しいものだったからです。
本は、いろんなことを教えてくれます。
「こんな考え方もあるんだよ」とか、
逆に、「こんな生き方はだめだよ」とか。
そして、勇気づけたり、癒したりもしてくれます。
『少年と犬』。
お勧めしたい一冊です。
~けいこ