先週まで行われた、バレーボール男子のパリオリンピック予選大会。
1試合も欠かさず見て、応援していました(^^ゞ
史上最高のメンバーと言われながら、
初戦では勝利したもののフルセットまで持ち込まれ、
2戦目では、格下のチームにまさかの敗退。
オリンピックへの道が崖っぷちの状態で、選手たちはずっと戦っていました。
そして、オリンピックの出場権獲得のためには1セットも落とせない大一番の試合、
序盤に5点もの差を付けられたものの、みんなで声を掛け合って、終盤に逆転して、
終わってみたら1セットも落とさないストレート勝ちを決めて、
オリンピック出場権を得ました。
あの格下のチームに敗退した後、
選手だけのミーティングがあったそうです。
そして、
「悪い部分、できていない部分ではなくて、ポジティブな部分にもっと目を向けよう」
そんな言葉が多くの選手から出たそうです。
それからの試合は、ずっと1セットも落とさないストレート勝ちを収めていくことになります。
苦しい時は、どうしても「なにが悪かったのか、どうしたらよかったのか」に意識が向きがちです。
それも必要なことではありますが、あまりに注力しすぎると、
いい(ポジティブな)部分がかすんでしまいます。
特に、短期決戦の場合はいい部分をどんどん押し出して、
悪い部分は、後日時間をかけて調整していったらいいのかもしれません。
私は、このバレーボールの試合を見ていて、
メンタルが及ぼす効果の凄さをまざまざと見せられた気がしました。
男子のバレーボールチームが、オリンピックに行く為に越えなくてはいけなかったのが、
このメンタルだったのかもしれないなぁ、と思います。
必要なことが起こって、
みんなで乗り越えて、
見事掴んだパリへの道。
おめでとうごさいます(^^)
~けいこ