ずっとずっと上空の、みんなが「宇宙」と呼んでいる空間に、
今やたくさんの軍事衛星が浮かんでいます。
「通信衛星」や「偵察衛星」、「早期警戒衛星」など、色々あるようで、
日本もいくつか保有していますが、
アメリカ、ロシア、中国は100基以上も保有しています。
「軍事」と聞くと、私は「戦争」をイメージしてしまうのですが、
どうして「戦争」はなくならないのか?
「それはな、人間の中に『好き』という感情があるからだ。
そんなものがあるから、好きな物を他人から奪ってしまう。
また、好きな物を奪った奴を憎んでしまう」
「ただ、『好き』がない世界というのも、ツマラナイだろう?
難しい問題だよ、これは。どうしたもんかね?」
これは、タモリさんの言葉。
「昔、貧しい時代を生きていくために、食料が必要だから領地を確保するために戦争をしてきました。
現代においては、宗教の違いで戦争が起きていると言いますけれど、結局は土地争いなんです。
さまざまな資源や食料を独り占めしたいという思いがあると、こうやって紛争は長く続くんです」
これは、池上彰さんの言葉。
戦争をなくすことは、難しいことなのかもしれません。
でも、「どうして戦争はおこるのか?」「どうしたら戦争はおこらなくなるか?」
考えてみる機会があってもいいと思います。
かつて、宇宙飛行士の毛利衛さんが、
「宇宙からは国境線は見えなかった」
とコメントされました。
そして、宇宙に国境はありません。
そのことを忘れないでいようと思います。
~けいこ