当たり前のことですが、
この世は、<今>の繰り返し。
過去どうだったか、はあまり関係ない。
未来を描くのも、描いている<今>があってこそ。
<今>しか生きられない。
だから、日々<今>を大事に生きていこう。
ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
よどみにうかぶうたかたはかつ消えかつ結びて、
久しくとどまりたるためしなし。
世の中にある人と栖(すみか)と又かくのごとし。
国語の教科書等でよく見かける『方丈記』の書き出しです。
流れる川の水は絶え間ないけれど、その水はもとの水ではない。
澱みの水面に浮かぶ泡は消えては生じて、そのままの姿で長く止まっていることはない。
世の中の人間と住まいもこれと同じ。
という意味ですね。
学生時代に勉強した時よりも、今の方が胸に響きます。
~けいこ