『キングダム』は、中国の春秋戦国時代を舞台にした長編歴史漫画(アニメ)です。
大将軍を目指す「信(しん)」と、中華統一を目指す、後の始皇帝となる「政(せい)」の2人を主人公とした物語です。
私、毎週楽しみに観ています(^^)
先週の回は、とても印象的でした。
「政(せい)」に敵対するライバルの「呂不韋(りょふい)」は、
人の本質について、
「己の大義のため、仲間のため、愛する者のため、ただ私利私欲のため、復讐のため‥‥
戦う者たちの戦う理由は、
それぞれが人の持つ正しい感情からの行動であり、
誰もが間違っていないからこそ堂々めぐりとなり、戦争が終わることなどない」
「戦争は紛れもない人の本質の表れであり、人の世の営みの一部である」
と言い切ります。
それに対して、後の始皇帝となる「政(せい)」は、こう言います。
「人の持つ本質とは、光だ!」
「形や立場が違えど、皆一様に自分の中心にある”光”を輝かせて死んでいった。
そしてその光を次の者が受け継ぎ、さらに力強く光り輝かせるのだ。
そうやって人はつながり、よりよい方向に前進する。
人が闇に落ちるのは、己の光の有り様を見失うから。
見つからず、もがき、苦しみ、悲劇が生まれる。
その悲劇を増幅させ、人を闇へ落とす最大のものが戦争だ。
だから戦争をこの世から無くす!」
ある方が、私にこう教えてくれました。
「この世のものは、全て光でできているんだよ」
私はこの言葉を大事にしています。
ただ、こうも思います。
人にはいろんな思いや考え方があるものだから、
何が間違いで何が正解、とかそういうものではなく、
自分が、どの思いや考え方に共感するか、だけなんだと。
来週のキングダムが楽しみです!(^^)!
~けいこ