プレッシャー

先日観た「水曜日のダウンタウン」という番組の企画がとても面白かったので、ちょっとご紹介です(^^)

「アメとムチなら ムチの方が力出る説」というのを検証していました。

数人の芸人さんが、鉄棒のぶら下がりをして、

平常時と、

「(平常時を)1秒超える毎に5,000円」というアメを与えた場合と、

「空中で鉄棒にぶら下がり、手を離したらそのままスイングバンジー」、しかし、「ぶら下がっている時点で、アメのタイムを超えたらバンジー回避」、というムチを与えた場合の、それぞれのタイムを計っていました。

恐怖におののいている芸人さんたちを見て、

私は、「頑張れば、アメのタイムくらいクリアできるでしょう!!」と思っていたのですが、

結果は、回避できたのは1名だけ! 

ほとんどの人がバンジー!!でした(^^;


これを見ていて、ある本を思い出しました。

筒井康隆さんの「旅のラゴス」

私、この本大好きで、何度も読んでいます(^^)

ある集団のリーダー、

大勢の人を率いて、あることを成し遂げようとするのですが、思うようにことが運ばず、そのことに苛立ち、「何故できない!!」と皆を叱咤します。

叱咤すればするほど、皆が緊張していき益々うまくいきません。

そこで、この本の主人公ラゴスが代わって、軽いジョークを飛ばしたり、優しく話しかけるようにすると・・・・するっとうまくできてしまいます。


過度なプレッシャーの元では、いつも通りの、いやそれ以上のパフォーマンスは発揮しにくい、

ということではないでしょうか。

すごーく、納得です(^_-)-☆


~けいこ