ビートたけしさんの本
「さみしさ」の研究。
「老い」と「孤独」をテーマに、たけしさんが語られたものです。
昨日読み終わり、
「ここまで言えるのはこの人しかいない」
と思い、納得させられたり、
「でも、ちょっと私とは考え方が違うな」と思ったり。
色んな事を考えさせられた、久しぶりに出会った「いい本」でした。
特に、老後について書かれている章は、圧巻でした。
~一部抜粋~
男が老いと付き合っていくということ―それはちょっとカッコつけて言えば、
必ずやってくる「さみしさ」とどう向き合うか、ということなんだと思う。
まず、仕事からリタイアして肩書きや役職、世間との交わりを失う「さみしさ」がある。
それに、体力も頭の回転も、みるみる落ちていく「さみしさ」。
さらに、大事な人を失う「さみしさ」もある。
「人生は、年齢を重ねるほどつまらなく不自由になっていく。
夢のように輝かしい老後なんてない」ってことだ。
老いるってことは、想像以上に残酷だ。
でも、まずそれを受け入れることから始めなきゃダメなんだよな。
だから、オイラは今後も、ずっと自分の「やりたいこと」を追求していきたいと
思っている。
まァ、他人からどう思われようとどうでもいいよ。
自分が満足いくかどうか、それが大事なんだよ。
ん。。。。。なるほど。
私、もうすぐ54歳になります。
まだまだやりたいことも気力も、充分にありますが、
身体が疲れやすくなったり、老眼が入ってきたり、お酒が弱くなったり(笑)、
ふと、芸能人の名前が浮かばなくなったりもします(笑)
そうです、歳を取ることは止められないです。
あまり悲観的にはならずに、受け入れて、
今したいことをする!(^^)v
これだな(^_-)-☆
~けいこ