「一匹オオカミ」というまではありませんが、
私は、昔から「群れる(むれる)」ことがあまり好きではありませんでした。
先日、たまたま付けたテレビ「世界一受けたい授業」で、
外出自粛が続く今だからこそ読みたい!大人も子どもも楽しめる絵本!
の特集があっていました。
紹介された中の1冊「むれ」という絵本。
ページ毎に、びっしりと様々なむれが描かれています。
羊のむれだったり、魚のむれだったりで、
その中から1つだけ、むれの中から、色が違う等の仲間外れを探します。
ちょっと変わったものもあって、
雨粒のむれの中の一粒は、誰かの涙だったりします。
最後のページは、黒くて小さいたくさんの蟻のむれ。
みんなが左を向いている中、1匹だけ右を向いています。
さて、この1匹だけ右を向いて進んでいる仲間外れの蟻、
進んだ先で何に出会ったか?
次のページをめくると、
1匹1匹が色や形が違う、それぞれがオリジナルの蟻のむれに出会っていました。
「なるほどーーー!!」と声に出して言いました(^^)
人の性格は人それぞれで、
たくさんの中で、協力し合って切磋琢磨して生きていく人もいれば、
自分がしたいことをしたいように、自由奔放に生きていたい人もいます。
この絵本は、「人と違ってもいいんだよ」ということも教えているように思えました。
ちなみに、作者のひろたあきらさんは、
吉本興業の芸人さんだそうです。
~けいこ