いじわる、いじめ

自分がしたことは、

いいことも悪いことも全部自分に戻ってくる。

そういう経験を何度も何度もしているので、

私はそう信じています。

 

もうずーーっと前の事ですが、

私が中学1年生の時(本当にずーっと前の話です(^^;)、

 

私は小さい頃から足が速かったので、

中学校に入学して直ぐに、陸上部に入りました。

 

当時の運動部は、とにかく下級生しごき?いじめ?のようなものが横行していて、

私が入った陸上部でも、少なからずありました。

ただ、私はやはり足が速かったようで(笑)、

且つ、自分で言うのもなんですが、礼儀も正しいほうだったので、

上級生からは結構可愛がられていました。

 

そんなある日。

タイムを計る日があり、

2人ずつで走るのですが、1年生の人数が奇数だった為、私一人が余ってしまい、

当時私を一番可愛がってくれていた、そして一番「怖い」と恐れられていた

3年生の先輩が一緒に走ってくれることになりました。

 

スタートして、しばらくは先輩が前、私が後ろ。

途中、「あれっ??追い越せる!?」

と思ったのですが、相手は先輩なので、躊躇していると、

顧問の先生が、私の名前を叫んだのです。

すると、私は勢いづいてしまって、

前の先輩に追い付き、微かに追い越したところで・・・・

「足が痛い!」と言って、その先輩は走るのを止めました。

そして、私も足を止めました。

その途端、「とんでもないことをしてしまった・・・」

そう思ったことを覚えています。

 

それからです!

その先輩からのいじめが始まりました。

ある大会に行った時も、

3年生ばかりの中で私一人1年生で、前泊したのですが、

明日の大会に備えて早めに寝ていると、

「もう寝てる!」と笑って枕を投げつけられて起こされたり、

練習でも、「走り方がおかしい」と難癖つけては、私だけ残してよくわからない練習をさせられたり、

まぁ色々ありました。

なんせ、ちょっと前まで小学生だった私は、どう対処していいかわからず、

「意地悪な人だなぁ」と思っていました。

 

そして、社会人となり、

実家に帰った時に、

母と二人で普段はあまり行かない、ある小さなスーパーに行ってみた時のこと。

ふとレジを見ると、

あの先輩がいるのです(゜.゜)

レジ打ちしていました。

私は買い物客として、そのレジに並びました。

先輩は私に気付いたようでしたが、とても気まずそうにしていました。

 

こんなことってあるんですね。

 

この世の中に「偶然」はない、

とよく言われます。

起こることは全て「必然」だと。

 

自分がしたことは、

いいことも悪いことも全部自分に戻ってくる。

 

だから、相手のことを思っても、

自分の為にも、

いじわるやいじめはしないほうがいいです(^^)

 

 

~けいこ