「倍返し」

池井戸潤さんによる小説をテレビドラマ化した「半沢直樹」。

「倍返しだ!」が主人公の決めゼリフでした。

当時流行りましたね。

この頃、小学生が大きな声で「倍返しだーーーっ!」

と叫びながら走り去っていく姿をよく見かけました(笑)

 

私は、もともとテレビドラマはあまり観ないのと、

あまり過激なものは好みではないので、

このドラマ同様この方の本も読んだことがありませんでした。

 

今日の新聞に池井戸潤さんのインタビュー記事が載っていたので、

何気に読んでみると・・

この方に対して抱いていたイメージが一気に変わりました。

 

少し抜粋させて頂くと、

「ぼくの小説では戦う主人公が描かれるけど、現実の世界で「倍返し」の発想で得るものはない。

ビジネスの世界ではけんかをしたら終わりなんだ。

多様性の中で生きていることを自覚しよう。」

 

「(都銀を)辞めて分かったのは、組織から離れ、独立して生きていくことの大変さだ。

看板も信用も、金もない。」

 

「(本が)何で売れないのか、どうすれば面白くなるのか。

毎日必死で考え、試行錯誤を続ける日々は何年も続いた。

その真剣なチャレンジの中で得たものは大きい。

真剣な挑戦には何かが残る。」

 

同氏は、1963年生まれ。

私の2歳年上です。

 

今読んでいる本を読み終わったら、

池井戸潤さんの本を読んでみようと思いました。

 

 

~けいこ