価値観

毎月通っている美容室のオーナーさんは、

私のクセ毛をうまく活かしたカットをしてくれる(笑)、

私にはなくてはならない人です(^^)

加えて、話の内容も面白くて、月に1回行くのがとても楽しいのです。

 

先週の土曜日は、こんな話をしました。

 

私「ここの美容室のお客様は外国の方も多いですよね」

オーナーさん「あれっ!言ってませんでしたかね。
僕、英語話せるんです。
昔、よく外国に行っていて、オーストラリアで美容師をしていたこともありました」

続けて、

「英語を話せる美容師がいる、と外国人がSNSで発信してくれて、それで多いんです」

とのこと。

 

10年以上通っているのに、知らなかった(笑)

 

そして、外国人と日本人との違いがわかるエピソードを3つ、話してくれました。

 

1つ目。

オーストラリアで働いていた美容室は9時OPENなので、

少し前に行って、掃除をしていたら、

ある日、そこのオーナーから「なんでOPEN前に来て仕事をするのか」と注意された。

 

2つ目。

例えば、朝の9時に予約を入れているお客様が時間通りに来ても、

担当の美容師さんが来ていないことがざらにあって、

10分程遅れて、その美容師さんがやってくる。

しかも、ハンバーガーを食べながら、なんていう事がよくあって、

笑顔で手を振りながら「はーい!遅れてごめん」って言いながら入ってくる。

すると、お客様も「はーい!構わないよ」と笑顔で返す。

 

私は、国民性の違いが出ているなぁと思いました。

 

そして、3つ目。

お客様から、明らかにおかしい髪型を要望され、

「それはおかしいよ」とアドバイスしても、

「僕はそれがいいんだ」と言う。

しかたないので言う通りに仕上げて、「これでいいのかなぁ」と不安に思っていたら、

そのお客様はとても満足気に帰っていった、とのこと。

 

今や、日本では多様性を認める風潮が当たり前になってきましたが、

それでも、周りの目を気にすることが多いように思います。

 

 

価値観にとらわれないで生きることができたら、

どんなに楽だろうと思いました。

 

 

~けいこ