数年前に参加したあるセミナーで、隣同士になった方(男性)から、
定期的にメルマガが届きます。
昨日届いたものには、こんなことが書いてありました。
先月のこと。
奥様へのバレンタインのお返しとして生チョコを、
息子さんと共同購入することになり、
息子さんからは、翌日、立て替えておいたお金をもらう約束になっていたそうです。
そして、その翌日になっても、その次の日になっても、
息子さんからお金のことを言ってくる様子がなかった為、
そこで、お金の話をしたところ、
すっかり忘れていた様子だったとのこと。
そこで、「約束は昨日だったよな」と言うと、
息子さんは軽い感じで謝ってきた。
それを受けて、次のような話をされたそうです。
「大きな約束は誰でも守ろうと努力をするが、小さな約束は忘れてしまうことがある。
けれど大きな約束も、相手が忘れてしまいそうな小さな約束も約束は約束だ。
その小さな約束を忘れずに、守る努力をすることが大事なんだ。
その積み重ねが〇〇(息子さんの名前)の信頼になり、将来きっとかけがえのない財産になるから」
その後数日、気まずい雰囲気になったそうですが(^^;
でも、約束というものについて、考えるきっかけになったことでしょう。
私、この話を読んで、ふと思い出したことがあります。
私がかつて会社員だった時代。
管理職でもあったので、200名近くのメンバーがいました。
年に1回、業務評価面談のようなことをしなければいけなくて、
通常は、各店長に落とし込んで、各店長からそれぞれのスタッフと面談をしてもらうようになっていました。
が、ある時、私はある一人の店長に、
「今年は私が(ここの店舗の)全スタッフの面談をする」と言ったのです。
ここの店舗だけでも24人程在籍していた、と記憶しています。
しかしながら、結果として、スケジュール調整がうまくいかず、
約束を果たせませんでした。
そして、その数年後。
当時のこのことを、
「スタッフは面談を楽しみにしていたのに、がっかりしていたそうですよ」
と、人伝で聞くことになりました。
私はその時、
「小さな信用を失ったのかもしれないな。。。」と思いました。
それ以来、「小さなことでも約束をしたら守ろう」と思うようになりましたし、
守れなかったら、「ごめんなさい」ときちんと謝ることも大切だと思うようにもなりました。
昔には戻れないので、
今、今から、を大事にしていきます(^^)
~けいこ