最近よくテレビや新聞などで目にするようになった「正常性バイアス」という言葉。
どういうものかというと、
人間が予測不能の事態に直面した時、「ありえない」という先入観や偏見(バイアス)が働き、物事を正常の範囲だと認識してしまう心の動き、のことです。
簡単に纏めると、「自分だけは大丈夫だろう」という心の動きです。
地震や洪水等の災害に直面した時、自分の身を守る為に迅速に行動できる人は、実は驚くほど少ないことが、過去の事例からも明らかになっているそうです。
ほとんどの人が茫然としてしまう、とのこと。
私も、かつて、2005年に発生した福岡県西方沖地震発生時は、しばらく茫然としていた記憶があります。
では、このような事態に直面した時、どうしたらいいのでしょうか。。。
私が読んだ記事によると、
「こういう時こそ必要なのが、落ち着いて行動すること」とありました。
自分だけは大丈夫と思わず、自然災害は自分の身にも起こりうること、と日頃から認識して、
そのもしもの事態が起こった時どうするか、考えておくべきなんだろうと思います。
静岡や神奈川各地で大雨による甚大な被害が出ています。
ニュースで映像をみる度、とても心が痛くなります。
今から梅雨終盤を迎えますが、この時季は大雨に警戒が必要です。
私も、「正常性バイアス」に捕らわれすぎないようにします。
このブログを読んで頂いている方も、どうぞご自身のことを大事になさってください。
~けいこ